ネットの声ってどこで聞くんだろう


「ネットで話題の」とか「ネットで耳にした」っていう会話の切り出しをする。けど、自分で言っておいて、その手の話題の振り方に疑問を思ってしまうことが多々ある。基本的に、僕のネットでの情報源ってはてなブックマークと、後はmixiニュースと、それとニコニコ動画。ネットで話題のと言ってもスゲー偏ってるんだよね。


ネット以外だと、中日新聞日本経済新聞、TVだとNHKのニュースとか週一で民放のニュースショーを見るくらい。バラエティとかドラマは、ここ数年まともに見ていない。どっちも嫌いじゃないんだけど。きっかけをなくすと見なくなる。そーいや、あんだけ好きだったガキの使いも、何年も前から見ていない。


定期的にって意味なら、後はたまにゲーム関係の雑誌をたち読みとか。アニメは、友人知人から情報が入ってくる。その業界で仕事している人もいるしで、これが面白いとか、これはチェックした方がいいとか。でも、定期的に追っているのはほとんどない。最近だと、化物語は見た。面白いねアレ。


本は、本屋巡りが好きなので平積みとか書店のオススメを見たり手に取ったりする。今更ながら池袋ウエストゲートパークを読んでみたり。漫画雑誌はもう定期的に読むことを止めてしまった。漫画も、年に数冊買うか買わないか。いや、それがむしろ普通なのか?


映画館は年に一回いくかいかないか。前に見たのは、容疑者X氏の献身と、エヴァの劇場版か。ああ、そうだ。ラジオだと伊集院光深夜の馬鹿力と、たまに99のオールナイトニッポンを聞いている。松本と高須の放送室が終わったのは悲しかった。


ネットで話題って煽りを目にするけど、何をもってしてネットで話題っつーのかを足りない頭で考える。どんなに有効会員数が多くても、一つのコミュニティで話題になっているってのは明らかに村での流行だと思うし。


そうすると、ネットで話題ってのを知るためには、RSSとかに複数のコミュニティのアルファブロガーとかヒット数の多いサイトを登録して、まめに巡回しろってことなのか。そうやって、様々な村を横断している話題が「ネットでの流行」ってことになるのか?


いや、そもそも、流行とか話題ってのは報道機関が作り出す幻想で、本来は存在しないものなのだとか。でも、やっぱりその時代時代で、大多数の人々が引かれる何かってのは確かにあるんであって、それはインターネットっていう枠組みでも同じだと思う。


そういう事を考えていって、インターネットでいう情報の集まりからその都度一番アクセスされている情報を知ろうと思うと、やっぱり技術的な知識がいるんかなとか。クローラーっていうんでしたっけ。自分で調べるのか。


とここまで書いて、検索ランキングっていうサイトの存在を思い出したので見てみたら、田中哲司って名前がたくさん乗ってた。誰?


検索ランキングもなんかほとんど芸能人ばっかりで使う気が起きない。或いは、ネットの総合誌とかを見るといいのか。それともやっぱ英語か、海外か。ネット使ってて、日本語サイトだけって凄いもったいないとは思っている。海外検索サイトはたまにつかうけど、うーん。


繰り返しになるけど、ネットってのは自分で自分の好みを探す媒体であって、流行とか話題ってのを考えることに意味はないのかって結論になるのか。でも、他人の考えていること、気になるよね。自分の好きな情報に埋もれてそれでokなんていうところまで解脱できない。


そんなこんなで他人の情報源が気になる今日この頃です。