幸福とペヤングと部屋とYシャツと私一人というお話
一時的な一人暮らし
嫁が台湾に出張にいってから、今日で三日目になる。初日は「自由だひゃっほい!!」なんてさわいでいたが、三日目でなんというかもう疲れた。基本、家事全般は自分が担当しているから、そこに関しての苦労とか疲れたとかはないんだけど、普段していた料理やら掃除やらが急激にめんどうくさくなった。めんどくさくなった疲れ。
共同生活から得られるもの
いや、もちろん家事や雑事やらが好きではない。仕事で残業が続くなかで、食材を買ったり、銀行にいったり、100均にいったり、ホームセンターにいったり、ドラッグストアーにいったり、掃除、洗濯、家事親父な中で、どんどん自分の時間がなくなってストレスは増えるのに睡眠時間も髪の毛も減る日々は、やはりしんどい。いっそのこと全部放り投げてどこかへいってしまいたくなることがある。というか、常に思っている。
それでも続けているのは
やはり、嫁の笑顔が好きだからなんでしょうか、こっぱずかしいけども。とまで書いていて「きのう何食べた？」という漫画でそんなシーンがあったのを思い出しました。料理好きのゲイの主人公が、パートナーとすれ違いの日々の中で手のこんだ料理をしなくなって、一人用の簡単な夕飯を食べながら「一人のときはこんなもんだったなぁ」みたいに感慨にふけるシーン。ちょうどいまそんな感じ。
めんどうくさいな、と思う中にこそ意味があるのかもね
めんどうくせぇなぁと思うことが多すぎる。やりたくないことはやらなくていい、なんてアドバイスする本や人がいて、それはそれで正しいんだけど、同時にめんどうくさいと思いつつも日々こなしている日常の中にこそ、生きる意味のようなものがあるのかもね･･･と思いながら、僕の身を案じた友人の差し入れである大量のペヤングを消費続ける日々です。嫁の帰国まで後四日。僕がUFO派であるのあえて知った上での友人の差し入れで、どれだけペヤングできるか挑戦の日々が今始まる。
