経営に限らず、選択するって話で、まぁ難しいとか毎度おなじみのアレ

IT & 経営 :テクノロジー :日本経済新聞


去年の暮れ頃かな、父親と晩酌をしていた時の話。まぁ、結局仕事の話になるんですが、そこで、父親が、珍しく愚痴を言いまして。要は、赤字続きのとあるサービスをようやっとグループ全体で止めようってなったけど、そんなものは十年前からずっと言っている、だから駄目なんだ。みたいな内容でした。


酒の回りも手伝って、ふんふんと話半分に聞いていたのですが、でも、ふと素朴な疑問が一つ「何で、十年前の止めようという声が出た時に止めなかったの?」


そんな事は分かっている、と言われればそれまでですが。会社組織に属して生きてないヤツに、会社員の苦労は分からんわ、と言われれば、はいそうですかになっちまいますけど。組織が巨大化すればしただけ、その手の判断は実に難しくなるってのは良く分かります。・・・でも、多分そこだと思うんですよね。ポイントは。


もうちょっと突っ込むと、赤字続きでも地道に積み重ねていかなければいけない計画なのか、それとも要所要所の結果次第で方向転換を柔軟に行わないといけない計画なのかの判断。既得権益を危険に晒してでも、変化を求めないといけない時の判断。ただ、この手の組織論って、別に現代経営に関わらず、もう古代の国家運営からずっと繰り返されている議論なんかなぁとも思う。


変化か持続か。ただ、これからしばらくは、といってももしかしたら百年二百年というスパンかもしれないですけど、確実に変化の時代が続きますよね。劇的ではなく、小さな変化を無限に繰り返していく時代。でも、小さいっていっても、中小企業レベルの組織には十分過ぎるほど大きな変化。もちろん、それは個人にとっても変わらない。


そうすると、その手の変化を成立時の思想からから上手い事システムに内包した組織がのし上がっていくのかなぁとか思ったり。当然、個人レベルでの生き方でもね。スゲー適当内容ですが、何かそんな事を思った。